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旅行業界は未経験でも転職可能!人気だけど離職率の高いそのわけとは?


「旅行業界は人気NO.1の転職先」
このような事が言われていますし、私も同感です。

とはいえ、

  • 旅行業界はどんな業界なの?
  • 未経験でも転職は可能なの?

と華やかなイメージがある一方で中々仕事に関することはよくわからないという方も多いかと思います。

そこでこの記事では、そんな旅行業界への転職に関する悩みを解決します。

具体的には

  • 旅行業界の仕事内容
  • 未経験でも転職可能な旅行業界
  • 旅行業界に向いている人・採用されやすい人

の順番に重要なポイントを紹介していきます。

旅行業界に転職するためには何が必要かなど必要なものや注意するべき点が理解できるので、まずはご一読を!

 

 

旅行業界への転職を考えたら


旅行業界の仕事と言って真っ先にイメージするのはカウンターや添乗員の仕事ではないでしょうか?

実際にそれらの仕事ももちろんありますが、旅行業界の仕事はそれだけではありません。

実際には企画系や営業系など多岐にわたります。ここでは具体的な仕事の内容も含めて業界全体の概要と人気の理由についても解説していきます。

 

転職する前に知っておきたい旅行業界の概要

旅行業界は実は全ての会社がツアーの企画・販売をすることはできない仕組みになっています。それは旅行業界が法律上「旅行業者」「旅行業者代理業」の2種類に分かれているためなのです。

それに加えて旅行業者の中でも3種類に分類されるため、一言で旅行業界と言っても細かく分類分けがされており、それぞれに可能な仕事などが変わってくるのです。

具体的に見ていくと前述の通り旅行業者は大きく分けて3種類に分けられます。国内でも最大手のJTBや日本旅行などは自由に国内・海外旅行のツアーを企画することができる「第1種」に分類されます。

続いて「第2種」は海外旅行のツアーは企画・販売することができません。したがって国内旅行のみの企画・販売に携わることができます。「3種」は限定された条件のみで国内旅行の企画・販売が可能な業者です。

このように「旅行業者」は自分達の会社でツアーを企画・販売することが可能です。一方で「旅行業者代理業」に関しては、自分達でのツアーの販売などは行っておりません。その代わりに様々な旅行商品を扱うことができます。

大まかにまとめると「旅行業者」は自分達でツアーの企画・販売を行う事ができる企業で、「旅行業者代理業」は様々な旅行業者のツアーを仕入れて顧客に販売する売り専門の企業ということです。

旅行業界の動向としては国内のツアーのカウンター販売からネット販売に殆どの企業が切替え始めています。そして訪日外国人観光客の増加により、外国人向けの国内ツアーのパッケージなども人気を集めています。

 

旅行会社の仕事とは?


旅行会社の仕事は種類別に分けると主に2つあり、「企画系」と「営業系」です。ここではそれぞれを簡単に紹介していきます。

 

1.商品開発

主に新しいツアーを開発するのが主な仕事です。既存のツアーからとってアンケートや市場のニーズなどを上手に汲み取り顧客が満足できるような新しいツアーを考えるのが、仕事です。

ツアーの概要を決めるのはもちろんのことホテルやどこの公共施設を使うか、何の乗り物を使うかも全てツアーの構成段階で決める必要があります。商品開発と言ってもリサーチから全て作り上げる必要があるため、この点が崩れると全て上手くいきませんので注意が必要です。

ツアーの企画は骨組みのようなものですので、実現可能な範囲で斬新かつ利益を出すものを考える必要があります。実際に大変さで言えば並大抵のことではないでしょう。しかし、自分の企画がヒットしたときの安心感と喜びは人一倍大きいものになるはずです。

 

2.ツアーコンダクター

いわゆる添乗員さんです。顧客と一緒にツアーに参加し顧客に安全かつ気持ちよく旅行をしてもらうべく、旅行先における案内やスケジュール管理なども全て行います。トラブルなどが起こった場合はその場で解決が求められます。

海外などで突然病気になったときなどは、非常に不安になるものです。そんなときに添乗員さんが冷静に対応してくれたら非常に心強いですよね。添乗員に求められているのは現場での柔軟な対応力と顧客への気遣いです。

 

3.ツアーオペレーター

ツアーオペレーターは企画が考えた新しいツアーの中身を完成させていく仕事です。具体的にはツアーで使うホテルや乗り物などの手配全般を行います。ツアーは小規模から大人数用と様々ですが、直前に予約などは取れるものではありません。

完成した段階からツアーオペレーターが実現可能かどうか予約の電話を入れたり現地に実際に飛んで交渉を行うのです。この時点で実際に予約が取れない場合は企画の練り直しから始まります。

交渉次第では企画からやり直しになるため実際にはあまり表に出ることはありませんが、非常に需要な役割です。企画を裏から支えているのはツアーオペレーターと言っても過言ではないかもしれません。

 

4.法人営業

営業系の仕事では法人営業と個人営業がありますが、その中でも法人営業は出来上がったツアーやあるいは顧客からの要望を聞いてツアーを作っていくことで大口の取引を行う部門です。

法人営業の場合は一回あたりの取引額が大きいため、契約に結びつけるまでは大変な面も多いのですが一回取れると長く付き合ってくれることも多い部門です。数百人単位を移動させるので顧客側もそう簡単には変更しません。

それ故に既存のツアーよりもある程度柔軟な企画が求められるでしょう。中にはコンペになるケースもあるかもしれません。実際に契約に結び付けられるかは顧客のニーズをどれだけ引き出せるかにかかっています。

 

5.カウンター

一番馴染みの深い職業かもしれません。街中のショップで個人客向けにツアーの紹介や顧客の質問に対して丁寧に答えてくれる部門です。この部門も顧客の幅広い要望に答える必要があり対応力が求められるでしょう。

顧客の話を聞いてプラン提案はもちろんのこ宿泊先の予約や公共交通機関の手配なども行います。また個人客の問い合わせは基本的に全てカウンターに集まるため、電話対応やメール対応に追われることもよくあります。

 

 

旅行会社への転職が人気の理由とは?


旅行会社は就職・転職ともに非常に人気の高い業界です。実際に就職したいランキングではJTBが何度か1位を獲得するなど、現在でも人気は根強い傾向があります。

旅行会社の人気の理由はやはりそのイメージの良さでしょう。自分の好きな旅行を仕事にして1年中旅行しながら働くことや研修で海外旅行をすることも可能。そして自分の作ったツアーで顧客に喜んでもらうなどです。

確かにこれらの事はすべて旅行会社の中で実現が可能です。ツアーコンダクターになれば国内・海外関係なくツアー先を毎回飛び回ります。商品開発になれば自分の考えたツアーを新しい商品として送り出せます。

しかしそれだけではありません。旅行をしながら仕事をすると言っても好きな場所に行けるとは限りませんし、同じ地域を毎日行くこともあるでしょう。それに加えてツアーは大型連休に組まれることが多いため、大型連休中は中々休みが取れません。自分は旅行ができないなんて言うのもよくある話なのです。

旅行が好き、旅行がしたいなどの動機だけでは旅行業界は難しいかもしれないですね。旅行会社への転職はイメージだけではなく実際に仕事内容や働き方を知った上で転職を検討するのが良いかもしれません。

 

未経験でも旅行会社は転職が可能!

旅行業界は比較的未経験でも転職は難しくない業界の一つと言われています。その原因は旅行業界の離職率の高さにあります。前述のとおり旅行業界は華やかなイメージが有る一方で体力的にも重たい仕事も多々あります。

新卒などで入社したけれども耐えられなくなり、そのまま辞めてしまうことも業界内では珍しくありません。イメージとのギャップの激しい業界とも言えるかもしれません。そのため転職する際には業界研究をしっかりとしていくことが重要です。

業界的には経験者採用をしておきたいところですが、募集枠が埋まらないため未経験でも積極的に採用をしています。

 

旅行業界が人気なのに離職率が高いわけとは

 

①休日が不規則

旅行業界は前述のとおりに華やかなイメージとは対照的にハードな作業もある業界です。まずは旅行に好きなタイミングに行けるということはありません。基本的に大型連休などが最も忙しくなります。

その関係上友人との休日が、被らないなんてこともよくあるでしょう。また営業系の場合は顧客の都合に合わせて動くため残業が常態化することも残念ながら珍しくありません。長時間労働にはなりがちな業界です。

 

②変化が激しい業界

旅行は景気に非常に左右されやすい商品でもあります。外的要因に左右されやすい商品であるため非常に変化が激しいのです。また天災や旅行そのものをキャンセルするケースも少なくありません。このように非常に外的要因に左右される変化の激しい業界なのです。

 

③給料について

やはり給料も景気に左右されやすい傾向があります。その点に加えて業界自体はそこまで高くはありません。営業系の場合は販売ノルマが厳しく課せられます。このノルマをクリアすることにより給料も上がっていく仕組みです。

 

旅行業界に向いている人は?

 

①接客業や人と接する経験のある方

旅行業界は非常に人と話す機会の多い業界です。

顧客はもちろんのこと取引先とのやり取りや交渉事も重要になってきます。そのため人と話すことになれている人は重宝されます。

 

②外国語を活かしたい方

海外ツアーや外国人観光客の増加に伴い今まで以上に旅行会社にも英語力が求められる時代になりました。

そのため、外国語を活かしたいという人は旅行業界がおすすめです。ツアーの立案やホテルなどとの交渉事にも活躍できること間違いないしです。

 

③自分で旅行企画を立ててみたい方

旅行の企画を自分で立ててみたい人も旅行業界は向いているでしょう。ツアーコンダクターで業界をある程度知ったあとに自分自身で商品開発に回るのが一般的になキャリアルートでしょう。

将来的には自分の考えたツアーで顧客を満足させたいという人は旅行業界に向いていると言えるでしょう。

 

どのような人が採用されやすい?

 

①接客・コミュニケーションが好きな人

前述の通りコミュニケーション力が非常に求められる業界の一つです。あらゆる人に対して交渉や接客を柔軟に対応していく必要があります。一方的に話すだけではなく相手のことを気遣いながら丁寧に聞く事もできる人が現場では求められています。

 

②体力のある人

旅行業界はどの仕事も体力勝負です。限られた時間の中で全てをこなしつつ顧客に満足してもらうために常にマルチタスクを行う必要があります。体力に自信のある人は比較的採用率は高いです。

 

③英語が得意な人

業界内でも海外ツアー担当ではもちろん英語は必須技能ですし、国内担当でも外国人観光客の増加により英語でのコミュニケーションも求められるようになり、英語の需要は非常に高いと言えるでしょう。

 

まとめ

旅行業は非常に華やかなイメージがあり、就職・転職ランキングでは常に上位にいる人気の業界です。しかし、業界自体はイメージだけではありません。非常に大変な仕事も中にはあります。

そのようなイメージのみで転職を行うと現実とのギャップに耐えられなくなってしまいまた転職をすることになるでしょう。結果的には旅行が好きな人や自分のツアーで顧客を楽しませたいという人だけが残っていくのです。

業界とのミスマッチが起こらないように事前に業界研究・企業研究をしっかりと行っていくことが良い転職につながるため入念なリサーチが何よりも大切になってくるので、リサーチは欠かさないようにしましょう。