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憧れの商社マンへ!最難関の商社へ転職をする方法を大公開!


転職先として非常に人気の高い商社についてお伝えしてきます。商社とは何かという基本的な内容から、商社への転職を成功させるポイント、磨いておくべき能力や経験、具体的な志望理由や、アピールするための資格について解説していきます。

また最後には、概算ではありますが、気になる年収について記載しています。こちらの年収を目指して転職する方もいらっしゃるかと思いますので、一つの参考になれば幸いです。

 

転職する前に…商社ってどんな仕事をしてるの?


総合商社

カップラーメンからミサイルまで、と言われるように非常に多岐にわたる業界・分野・製品を扱ういわゆる何でも屋です。

これまではある領域から別の領域にものを流すような卸のような業態が中心でしたが、その総合力を生かして開発分野まで踏み込んで事業を行っている総合商社もあります。

様々な事業を行っていることから、横のつながりを生かして新しく事業開発を行うことができるなど会社としての幅も広いことが特徴です。

俗にいう、年収が高い、海外勤務の可能性があるなど一般的な商社のイメージに近いかと思います。ただ、扱っている分野が非常に広いため、どういった分野に携われるかは入社するまでわかりませんし、急に全く違う領域に配置転換となることもあります。

日本では、三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅、双日、豊田通商の7社が総合商社と言われています。

専門商社

ある特定の分野や領域に強みを持った商社です。特定の分野に関する知識が磨かれること、深く太く業界を見ていくような仕事ができます。

扱っている商材が限定的であるために希望と大きく外れた配属となることはそこまで多くはありません。また、ニッチな領域で安定的な業績、独占的な実績を上げている企業も多くあり、状況によっては総合商社よりも力を持つ可能性もあります。

企業によっては商社であるにも関わらずそこまで年収が高くないというのも事実としてあげらるでしょう。

 

商社業界への転職を成功させるポイントとは?


自分自身が事業で利益貢献ができる人材であるとアピールする

商社の大きなビジネスモデルの一つに事業創造といったものがあります。何かと何かをつなげて新しい事業を作り出しそれを収益化することです。その業務とつながるように、これまでの経験の中で事業レベルでの収益を出してきた経験を語れるようにしましょう。一担当者としての業務を通じて、それを事業部などの大きな組織に反映して再現することができた経験をアピールできるとよいと思います。視点の高さと、業務の再現性を意識してこれまでの業務経験を振り返ってみてください。

英語力

配属先にもよりますが、ほとんどの場合英語を使った業務を担当することとなります。そのため英語力は必須で、TOEICのスコアで「最低」730点以上は欲しいところです。(某総合商社の最低足切りラインがこのスコアと聞いたことがあります。あくまで足切りラインですので選考の中で十分な英語力がないと判断された場合は、それを理由にお見送りとなってしまう可能性が高いです)その他にも、現職での海外顧客とのやり取り経験や、1年以上の留学経験など、英語力を保証するようなエピソードが必要です。また、できれば英語以外の言語ができた方がよいでしょう。特に、中国やタイ、ベトナムなどの近年成長著しい地域や、ロシアや中東などの資源国に関連する言語ができると、即戦力としての活躍が見込めますので転職の可能性も高まるかと思います。

志望動機

特に未経験からの転職をチャレンジされる場合は、大変重要なポイントです。商社は人気業界ですので志望する方も多くいらっしゃいます。海外勤務への憧れ、高い給与などを求めてチャレンジしてくる方も多くいますので、それだけではない志望の理由をしっかりともって選考に臨みましょう。ミーハーで受けている方は人事もすぐにわかりますので、そうではないことをしっかりと表現したいところです。

バイタリティ・達成意欲

商社に限ったことではありませんが、利益をしっかりと出すこと、自身に与えられたミッションを確実にこなしそれ以上の成果を出すことをより求められます。また海外出張などが重なると体力的にきつい時期も出てくることと思います。その際に原動力となるようなバイタリティを持っているかどうか、考えながら全力で走ることのできる人材かを面接では見極めますので、こちらもしっかりとアピールしたいところです。

財務に関する知識

総合商社の大きな業務の一つとして事業投資が挙げられます。その際に必須となるのがこの財務に関する知識です。よく投資銀行経験者やメガバンク経験者などが商社に転職するケースをよく見かけますが、財務のスペシャリストとしてその経験が評価されたと考えてよいでしょう。(もちろん、英語力やバイタリティなどの要素もあるかとは思いますが)。経理経験者や会計士の知識などがあれば、転職の可能性は広がるかと思います。

 

では商社に転職するための具体的な志望動機とは?


より多くのギャップを埋めたい

現在銀行で中小企業の支援を行っておりますが、銀行という立場上できる範囲が限られてしまいます。また、あくまで顧客と我々という立場でしか仕事ができず、お客様同士をおつなぎすることがなかなかできない現状もあります。そのような中で支援領域に限界を感じております。そこで、商社であればこれまで築き上げたネットワークにより多くのギャップを埋めることができると考えて志望いたします。これまでの金融の知識を生かして活躍できればと閑雅ております。

価値提供できる範囲を広げたい

現在の部品メーカーでの仕事内容には満足しておりますが、お客様のほとんどが日本国内のお客様となっており、将来的な伸びしろに不安を感じております。より大きい範囲での顧客を獲得する必要性を感じておりますが製品の特性上なかなか難しいのが現状です。そこで、海外をはじめとして、より広い範囲に価値を提供できるような立場で仕事をしていきたいと思い、商社を志望いたしました。

経済発展に寄与したい

出張で諸外国に行くことがありますが、アジア圏ではまだまだものが十分には提供されておらず生活もままならない方が多くいらっしゃいます。一方、現地でとれる特産物などは、日本よりも高品質で低価格にて手に入れることが可能です。こういった間を取り持つことで、日本をはじめとした諸外国への経済発展が可能であると考えています。商社であればそれを実現できると考え志望いたします。

自分自身の力で勝負したい

現在の会社は国内TOPで知名度もあり、会社名でお客様が取れるような状況であります。その中で自身の力を試そうと努力してきましたが、詰まるところ自分の実力で勝ち得た成果なのか、会社の看板でなし得たことなのか自身では納得しきれない部分がどうしても残ってしまいました。そこで、会社名ではなく自分自身の力でどこまでできるか試したいと考え、商社を志望いたしました。

上流から下流までの業務を体感したい

現在貿易会社で、輸入業務を行っております。しかし、会社の立場上業務の一部しか担当できない状況となっております。過去に関連会社様と共同で輸入業務の川上から川下まで体感した際に、これまでにないやりがいを感じたことから今後もそのような業務にチャレンジしたいと常々考えておりました。この度、商社であればそういった業務を行うことができると考え、転職を希望しております。

 

未経験から商社へ転職は可能?これを押さえたら大丈夫!


交渉能力を磨く

商社の仕事を一言でいうと「なにかとなにかを結びつける」に尽きます。その中で必ずと言っていいほど出てくるのがこの「交渉」です。相手のメリットも生かしつつ、こちらにも利益が出るようにする、WIN-WINの関係をいかに築けるかが日々の業務で行うことのすべてだといっても過言ではありません。立場や環境、国や国籍が異なる方への折衝・交渉を行えるだけの力を現職で身に着けておきましょう。

誰にも負けない専門分野を持つ

中堅メーカーなどの営業担当や、銀行員が商社に転職する際に評価されるのがこの「専門分野」です。ある特定の分野に関する知識や経験をアピールして、商社にチャレンジすることができます。そういった場合は、これまでの経験を生かせる部署での配属になる可能性が高いことから、総合商社に入るためにまず専門商社でスキルや知識を磨くといったルートでの転職も可能性があります。また、新卒で銀行に入社して、その金融に関する知識を生かして第二新卒で商社に入るという方法も、この専門分野を生かすという意味ではよいかと思います。

中堅商社の事業子会社を狙う

これは、将来的にさらに大きな商社へ転職するためのステップと考えていただくとよいかもしれません。未経験で商社(特に総合商社)への転職はハードルが高いことが多いです。そのため、一度中堅商社などの事業子会社に入社して実績を積んで、その実績を武器に大手商社や総合商社にもう一度転職をするというパターンです。商社の採用というのは、転職回数はあまり気にせずに実力主義での採用となりますので、一度転職を挟むというのは、一つの手段としてもよいと思います。

語学力のレベルを上げる

転職で商社に入るということは、すぐに即戦力として活躍するという意味があります。そのため、語学力についてはあって当然という見られ方をしますので、しっかりと語学力(英語+もう一言語)を習得しておくこと、そのレベルを高い水準にしておくことが重要となります。

事務職を狙う

女性の場合は、事務職という選択肢もあります。どのように業務に関わりたいかにもよりますが、商社に入りたい、どのような形でもよいので海外と関わる仕事がしたいという方は、こういった選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。
 

商社への転職で有力な資格とは

英語力をアピールできるTOEICなどの資格(できればほかの言語についてもアピールできる材料があるとなおよい)、財務に関する知識や経験をアピールできる簿記(できれば1級)やファイナンシャルプランナーなどの金融系の資格、通関士など貿易に関連する資格などがあれば、商社への転職に有利に働くでしょう。

しかし、商社の採用というのは、資格ありきではなく、バイタリティや実力を評価します。もし資格がなくても優秀な方であれば採用しますし、持ってない資格については入社後数年で取得してくださいね、といったスタンスでの採用となる場合もあります。

まずは実力をしっかりとつけること、その証明の一つが資格であるということを忘れないでおいていただければと思います。

 

商社マンの年収は本当に高いのか?条件別に大公開!


全体的に商社の年収は、一般的な企業の年収と比べても高いといわれています。簡単にその中身を見ていきたいと思います。

大手商社

30歳で1000万円、と言われいてるのが大手商社です。役職にもよりますが、40歳で1500~2000万円、50歳の部長クラスで2000~3000万円となりますが、50歳で部長クラスになれるのはほんの数名です。初任給は、WEBなどでは月25万円ほどと記載されている企業がほとんどですが、そこに残業代や出張手当など様々加算されますので、30~40万円程度の幅になります。新卒採用で考えても高給取りの領域に入ります。

中小商社

30歳で700~900万円と言われいてるのが中小商社です。その後40歳で1000万円程度、50歳の部長クラスで1500万円程度です。初任給は大手商社と比べるとやや少なく20~25万円程度の記載で、実際はそこに様々な手当てが加わり、25~35万円程度となります。

専門商社

30歳で500~700万円と言われいてるのが専門商社です。上記商社と比べると年収レンジは少し下がります。その後50歳の部長クラスで1000万円に届くかどうかといったところです。初任給については、他の商社よりも低く、20万円を切ることもあります。大手商社と比べて福利厚生なども少ないことがあり、総じて年収・給与については低い水準となっています。

年代別

20代、30代、40代を比較し給与は他の業界よりも高い水準となっています。企業規模などにもよりますが、20代で~900万円、30代で900~1500万円、40代1000~2000万円、50代で1000~3000万円というレンジになっています。商社の年収というのは役職に就けるかどうか、親会社に残っていられるかどうかで大きく変わりますが、仮に40歳で子会社に出向・転籍となったとしても一般的な企業より給与は高いでしょう。
 

まとめ

商社への転職のポイントをまとめさせていただきました。様々な資格や語学力も大切ですが、これまでの専門的な経験やバイタリティが面接の上での評価のポイントとなることをご理解いただけましたでしょうか。

また、ストレートに商社に転職するという方法だけでなく、一度事業会社などを挟むことで可能性を上げることができる点についても言及いたしました。ご自身の商社への転職を成功させるための一つの情報になれば幸いです。

是非、商社で何を成し遂げたいのかを明確にして、商社への転職が目的とならないよう、転職活動を頑張ってください。